教員座談会~育児休暇編~

教員座談会_教師の育児休暇の話

先日、育児休暇中の先生方とざっくばらんにお話しする座談会を開催しました!

初めての育児休暇中の斎藤先生(仮名)と、三度目の育児休暇中の上野先生(仮名)に代表の松崎がお話を伺いました。

目次

育児休暇からの復帰で一番不安な事

先生に時短勤務は可能なのか?

松崎:斎藤先生は初めての産休・育休中とのことですが、復帰についてどう感じていますか?

 

斎藤先生:休む前の自分を振り返ると、帰りも遅いし、仕事は沢山あるし、あの忙しさは子供がいないからなんとか出来ていたんじゃないか?と思うんです。なので、職場復帰は不安しかないですね。

 

松崎:何か今から対策は考えていますか?

 

斎藤先生:実は、時短勤務がないか調べたり、自治体に問い合わせもしたんです。

でも、私の住んでいる自治体では、時短制度は制度としはあるんだけど、担任を持つというのは決まっていて。

例えば、午前勤務で、午後他の先生に来てもらっても、授業はできるけど担任扱いではないので、休み時間や帰りの会などはできません。と言われてしまって。

ちょっと、それは現実的じゃないな、と。

実際、時短勤務を取る先生はほとんどいないそうです。

時短勤務の時は担任を持たない方向で交渉したいけど、人手不足なので難しいだろうなあと諦めの気持ちです。

  

松崎:そうなんですね。時短勤務は制度としてはあっても、使われていないのが現状なんですね。

実際に、先生で時短勤務をした方がいらっしゃったら、経験談を伺ってみたいですね。

  

仕事と家庭の両立のために大切な事

松崎:上野先生は育休からの職場復帰を二回経験していますが、三回目の職場復帰はどう感じていますか?

  

上野先生:教師としての感覚が戻るのか?というところも少し不安なんですが、生活リズムがすごく変わることへの不安の方がすごく大きいです。
子供が一人増え、三人になって、仕事と家庭の両立、時間のやりくりが本当にできるのか?というところですね。

  

松崎:上野先生は育休からの職場復帰を二回経験していますが、その時はどんな様子だったのですか?

  

上野先生:当時、本当に毎日バタバタしていました。

平日は4時起き。支度をして、子供たちにご飯を食べさせて、7時に家を出る。

保育園に預けたのち、8時には学校に到着して勤務を開始。

そして、18時30分のお迎えまでに仕事を一気に片づけるという感じでした。

  

松崎:毎日4時起きですか!!!大変でしたね。

  

上野先生:そうなんです。正直、精神的にも体力的にもボロボロになって。

職場復帰してから一年ほど経過したときに「これは何かがおかしい」と感じましたね。

「ずっと時間に追われている」

「仕事が不十分でもお迎えの時間が決まっているため、終わっていないのに帰るストレス」

が積み重なっていました。

 

松崎:大変な状況でしたね。今、当時を振り返ってどんなことを感じますか?

 

上野先生:振り返ると、何でも自分でやろうとしていましたね。

仕事はもちろん、子育てもすべて自分でやらなくちゃと。

そんな時、楽に育児をしている方の発信などを見て、自分の意識が変わったんです。

自分が頑張りすぎていたということに気が付いたというか。

そうしたら、勤務状況は変わらないのに、辛くなくなっていきました。

   

松崎:意識が変わったということですが、どんな変化があったか覚えていますか?

 

上野先生:できないときはお惣菜を買うとか、圧力鍋で毎日煮物でいいやとか、今思えば本当に当たり前のことからだったんですけど。

あと、提出するレポートは、8割くらいの出来と思っていてもとりあえず出す、とかですね。

自分は8割と思っていても、意外と何の問題もなくすっと通ることがわかって。

完璧にやらなくちゃという考え方を手放したら、本当にすべてが楽になりました。

  

松崎:そうなんですね!途中で頑張りすぎている事に気付いて良かったですね。

朝トイレに行ったっきり、次に行くのは3時なんて話を聞くくらい、先生ってずっと忙しいですよね。

  

上野先生:先生は膀胱炎になったことある人多いんですよ。私も何回かあります。

  

斎藤先生:私もなったことあるー!先生あるあるですよね。

  

松崎:そうなんですね!膀胱炎はつらいですよね。

今日上野先生がシェアしてくださったように、頑張りすぎない、完璧を求めすぎないというのが本当に大切だと思ったので、職場復帰後も心身ともに大切に過ごして下さね。

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この記事を書いた人

EDULIFE代表 松崎祐子
コーチ/大学講師(言語学)

自分らしく健やかであり続ける先生のサポーター

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