先日、EDULIFE公式LINEアカウントから送らせて頂いた動画を文章にまとめました。
企業内カウンセラーとして、のべ5000件を超える相談に対応してきて、多くの復職者と関わってきた須山智子さんに話を聞きました。
文章で読む方が好きな方は、こちらの記事でどうぞ!
診断・休職直後の過ごし方
療養期
適応障害、うつ状態と診断され、主治医からの休職の診断書を職場に提出してお休みに入った場合、まずはゆっくり休むことが一番重要です。
今まで限界を超えて頑張ってきたので、何も気にせず休むことが休職の初期段階には必要になります。
休職した原因などを考えるにはまだ早い時期です。
なんでこうなってしまったんだろう、自分の何がいけなかったんだろうか、この職場ではもう続けることができない等いろいろ考えてしまいますが、すべてを棚上げして休みましょう。
うつ状態の自分で考えることは、本当の自分が考えていることと違います。
本当の自分に戻ってから考えましょう。
療養の目安
「本当の意味でゆっくり休む」という状態にどれくらいで入れるかによりますが、一般的な目安は、症状が出始めて休職に入るまでの期間の少なくとも倍は必要だと言われています。
しんどいなと思い始めて2ヵ月経ってから休職に入られた方は、本来の自分に戻って、少し先のことを考えられるようになるまでに4カ月くらい必要だということになります。
休職に入ってからも、今まで通りの生活をしようとしてしまい、すぐに休めなかった場合は、それ以上かかってしまうことになります。
焦って勉強を始めたり、新しいことにチャレンジすると、出来ない自分でまた落ち込んだりすることがあります。
また、周りに迷惑をかけてしまったなど、罪悪感があると、ベッドで寝ていても頭がずっと動いていて休めていない状態です。
お休みして数ヵ月経ち、波はあるけれどひどく落ち込むことがなくなり、症状が安定してきて、夜も眠れ、ご本人も大丈夫だなと感じ、戻りたいという希望が出た時に、多くの主治医は復職可能という診断書を出すことが多いです。
次回は、復職に最も大切な時期「行動活性化期」のお話です。
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