動画「うつ病?適応障害? ~症状に合わせた薬との付き合い方~」

先日、EDULIFE公式LINEアカウントから送らせて頂いた動画を文章にまとめました。

企業内カウンセラーとして、のべ5000件を超える相談に対応してきて、多くの復職者と関わってきた須山智子さんに話を聞きました。

文章で読む方が好きな方は、こちらの記事でどうぞ!

目次

「うつ」、「うつ症状」と言われたら…?

うつ病?適応障害?症状に合わせた薬との付き合い方

「うつ病」、「適応障害」は病気の名前です。 「うつ状態」、「うつ症状」は症状のひとつです。

病院で「うつ状態ですね」や「うつ症状ですね」と言われることは、「咳が出ていますね」と言われるのと同じことで、原因は分かっていない状態です。

咳の原因は、風邪の場合もあれば、喘息の場合もあれば、別の病気の場合もあります。 つまり、病院で「うつ状態ですね」や「うつ症状ですね」と言われたからといって、病名が「うつ病」と確定するのではありません。

発症のきっかけとなる出来事が引き金となって、「うつ状態」「うつ症状」の症状がでている場合は、「適応障害」と診断されることが多く、 発症のきっかけがはっきり分からないけれど、「うつ状態」「うつ症状」の症状がでている場合は、「うつ病」と診断されることが多くなります。

抗うつ薬について

典型的なうつ病(発症のきかっけははっきりわからないけれど、人が代わってしまったように強いうつ状態となっている)は、抗うつ薬が良く効きます。

発症のきっかけがあって気持ちが落ち込んでいる方(適応障害の診断の方)は、抗うつ薬が効きにくいと言われています。

「適応障害」の薬について

適応障害と診断された方が処方される薬をどう考えるか。

適応障害の場合、薬を飲みたくないと言われる方が多くいらっしゃいます。ただ、よく勘違いされるのは、 適応障害の方ががうつ病よりも楽だということは全くないんです。

本人が感じている症状はつらく、眠れない方も多くいらっしゃいます。

眠れない状態が続くと症状が強くなるので、睡眠を助ける薬、不安や焦りを和らげる薬の力を借りて、まず、休める状態にすることが大事なことだと考えます。 上手に薬を利用できると良いですね。

動画で見たい!という方は、こちらからご覧頂けます。

うつ病?適応障害?症状に合わせた薬との付き合い方

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この記事を書いた人

EDULIFE代表 松崎祐子
コーチ/大学講師(言語学)

自分らしく健やかであり続ける先生のサポーター

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